不動産Q&A

定期借家権制度とはどのようなものですか?

定期借家権は、平成12年度から新しく出来た制度で、貸主と借主が対等な立場で契約期間、家賃等を決め、当事者の合意の上で契約がおこなわれ、契約期間が満了すると、更新することは無く、賃貸借契約が終了するものです。

一般の借家権と定期借家権の大きな違いはなんですか?

契約の更新があるか無いかです。一般の借家権ですと、契約の終了期限がきても、貸主側に正当な事由が無いと貸主側から解約ができず契約の更新がおこなわれていましたが、定期借家権は契約の期間も自由に決められるうえ、契約の自動更新がないため、契約で定めた期日がくれば、契約は終了します。但し、1年以上の契約の場合、貸主は契約満了の1年から半年前に契約期間終了の通知をしなければなりません。

定期借家権で賃貸人が契約期間修了の通知をしなかった場合、どうなってしまうのですか?

賃貸人が通知するのを忘れてしまった場合、賃借人が退去しなくても法律上対抗できません。もし賃貸人が賃借人に対する通知を忘れた場合は、通知をした日から6ヶ月後までには退去をしてもらうことが出来ます。

借地権とはどのようなものですか?

借地借家法でいう借地権とは、建物を建てるために土地を借りる地上権と賃借権です。建物を建てないで駐車場に使うとか資材置場また看板を立てるための賃借権は借地権にはなりません。

借地権にはどのようなものがありますか?

「普通借地権」と「定期借地権」があります。普通借地権は契約の更新があるもので、定期借地権は契約の更新が無いものです。定期借地権には3種類あり「一般定期借地権」「建物譲渡特約付借地権」そして「事業用定期借地権」があります。

普通借地権とはどのようなものですか?

契約の更新がある借地権です。契約期間は30年以上で、1回目の契約更新は20年。2回目以上は10年更新になります。この契約は契約期間が満了しても貸主に余程の理由(正当事由)が無いと貸主から解約を申し立てても契約の解除ができないため平成4年8月から定期借地権ができました。

一般定期借家権とはどのようなものですか?

契約期間が50年以上長期に渡る借地権です。契約の更新や建物の買取り請求が無いので契約終了時に借地権者は建物を取壊し更地にして借地権設定者(地主)に返却します。この契約は期間が長いので戸建てやマンション等、住居系の用途に使われるケースが多いです。また、契約に際して公正証書等の書面作成が必要です。

建物譲渡特約付借地権とはどのようなものですか?

契約期間は30年以上です。契約期間が満了する時点で、借地権者が建てた建物を地主が買い取ることを最初に取り決めしておく契約です。賃貸マンション・分譲マンションや賃貸オフィスビル・商業ビル等で使えます。建物を買い取る旨の特約は法律上要請されてはいませんが公正証書等の書面を取り交わしておくと後々のために良いです。

事業用定期借家権とはどのようなものですか?

契約期間が10年以上50年未満の借地権で契約終了時には借地権者は建物を取壊して地主に返却します。この契約は事務所・倉庫・量販店・飲食店また遊技場等に適しています。居住用の建物には使えません。この契約は公正証書により行う必要があります。もし、公正証書により行わない場合は普通借地権と同じ扱いになってしまいます。

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